日本人デザイナー、三宅 有洋氏がデザインした照明「コッペリア」
2019年10月04日
今回は、マルセル・ワンダースが見いだした日本人デザイナー、三宅 有洋氏がデザインをした照明「コッペリア」をご紹介します。





「コッペリア」

コッペリアは、moooiから唯一の日本人デザイナーとして商品を発表した、三宅 有洋氏の新作照明です。
デザインのきっかけである、最新のLED技術を用い「今までに無いものや新しい何かができないか」を追求することで誕生しました。

特徴的なワイヤー構造に微弱な電流を流すことで、専用のLED球が発光する仕組みとなっており、電流の通り道を本体構造と一致させる発想でデザインされました。
また、照明として美しく、とても優れたデザインとして評価されています。

モーイ|moooi コッペリア 照明
コッペリア
サイズ:W101/D101/H54cm

くわしく見る

モーイ|moooi コッペリア 照明
コッペリアS
サイズ:W68/D68/H43cm

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サイズは2サイズ、カラーはワイヤー部分がクロームとブラックの2色展開です。





LEDの光を周囲に広く拡散させるチャレンジから、シャンデリアのように放物線を描いた、光が軽やかに浮遊するデザインが完成しました。
専用のLED光源は、全体が均一に光るよう二重構造になっていて、美しく光る工夫がされています。
カタチからもわかるように、ろうそくのモチーフが採用されています。

「コッペリア」というネーミングも有名なバレエ作品からきており、コッペリアのそのフォルムは、バレリーナが軽やかに踊っている様子を見る人にイメージさせます。





コッペリアはリビング、ダイニングの人が集まる場所で、空間を魅力的にしてくれる最良な照明です。
4~5人掛けのダイニングテーブルにも、コッペリアが良く合い、より空間を魅力的に演出してくれます。

目線近くに吊っても、ワイヤー構造のため見通しがよく、圧迫感なく食事や会話を楽しむことができます。

新たに仕様が追加になったブラックタイプはより空間に溶けやすく浮遊感が際立ちます。




シャンデリアのようなクラシックな雰囲気と、最先端のLEDが形作るコッペリアの最新照明が、リビングスペースを優雅に昇華してくれます。
2つのサイズ展開があるため、大きさを変えて吊ることもでき、複数組み合わせることもできる照明です。

流行を追ったデザインではなく、時代を超えて永く愛されるクラッシック要素も取り入れた、moooiのメッセージが込められた照明でもあります。





三宅 有洋|Arihiro Miyake

1975年4月14日神戸生まれ。空間・プロダクトデザイナー。
1999年 神戸芸術工科大学工業デザイン学部卒業。
2002年 アアルト大学空間家具デザイン学部(フィンランド)修士課程終了。
ヘルシンキ、ミラノのデザイン事務所にてアシスタント・デザイナーを経験後、アアルト大学にて展示会コーディネーター及び非常勤講師として勤める。
2004年自身のデザイン事務所 StudioArihiro Miyakeをヘルシンキにて発足する。
スタジオでは、店舗・展示会の空間設計から、家具・照明器具デザインに至る幅広い分野を手掛け、その作品は、国際的ブランドより発表されている。

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